CLANNAD



ノベルゲーム界では知らない方がおかしいほど有名。
家族愛をテーマにしたビジュアルアーツKEYのCLANNAD。
超大作でプロになった人ばかりが製作。
2004年に作られて舞台季節は春。声はないけど。
やったのは2005年2月。語りきれないがレビュー。
って言うかネタバレ要素かなり含むと思います。



・プロローグ
季節は春。
主人公・岡崎朋也は不良。
いつものように遅刻していくと、
校門までの坂道の下で足を止めている少女が居た。
楽しい事はいくつでもある。
思い悩んでいる彼女のその背中を押してやった。
彼らは登り始める。
人生と言う、永い坂道を。

「Key」の3作目。
相変わらずやたら長い時間をかけてようやく出したわけだが
これだけの超大作、あれだけ時間をかけたのも頷ける。相応。
テーマは家族愛。と言うかKEY(の趣旨)が家族愛をモットーとしているようなので
これから先も家族愛関連の作品になるだろう。つかノベゲーじゃ家族話は必須か。
あと、KEYはよく幽霊ネタを取り出すようだ。
有り得ない話を如何にして感情移入させるかが上手い。
以下、とりあえず攻略した順にキャラ&ストーリーレビュー。



・幸村俊夫
主人公の一年の頃の担任で、学校では地位は上。
大人しく優しい老父で、不良を更正する事を生甲斐としてきた。
主人公が困った時、助けの手を差し伸べてくれる。

サブキャラではあるが個別ルートがある。
エピソードもなく年齢的にか一番ストーリーが短いが
彼の生い立ちなどが明かされ、その働きかけに感謝したい。
様々なストーリーでよい働きかけをするキャラだった。



・古河 渚
引っ込み思案で大人しい少女。素直だが天然なところがある。
しかし、主人公や家族に支えられ、共に苦難を乗り越えていこうとする。

このゲームのメインヒロイン。彼女を中心とした話が展開されていく。
実は3年生ダブっている。病弱で出席率が足りなかったからだ。
様々な悩みを抱え、さらに引っ込み思案ときてはどうしようもない状態である。
それを主人公が後押しし、主人公が家の事でどうしようもない葛藤をしている時に
渚に心支えられたり、どん底の中協力し合ってるのがいい。
不良と言われながら、進学も諦め怠惰な生活をしている主人公や春原、
その根底には夢を叶えられなくなった理由があり、
似たもの同士で、支えあって頑張っていく。
その中でお互い好きになって恋人になって、演劇部を再興しようとして、
落ちこぼれ仲間でバスケ部に勝って、頑張れば何でもできるんだって事が感動した。
自分のせいで親がああなったと知って、演劇舞台で大泣きしてしまっても、
その親に叱咤され、主人公も応援するところも涙を誘った。
1ヶ月頑張って、体の調子を崩し、1年学校を休んでしまい、渚は再留年。
主人公は卒業してしまい、2度とあの学校で渚と過ごすことができない。
主人公がどんな時も一緒に居たかったと渚に訴え、熱い思いに涙し言葉を発せなくなってる様子、
あの熱い思いに共感すると共にこの涙は何だろう、そう感じた。
苦難を共に乗り越える、それが最大の、何ていうか、感動だった。



・春原陽平
主人公の悪友で、舞台の進学校ではコンビで悪有名。
スポーツ推薦で入学してきたが喧嘩をやらかして停学、自慢のサッカーもやらなくなる。

ゲーム内ではキツイギャグを言われて突っ込むお笑いとして欠かせない存在である。
各ストーリーでも、彼が主人公の本当の気持ちを指摘してくれたりする。
KanonやAirなど今までは、主人公をサポートするキャラが居なかったため
今回、悩むべき時気付かせてくれるキャラだったのかもしれない。
不良で有名になったのにはちゃんとした理由があり、
進学校に入学したはいいが周りがガリ勉野郎ばかりだったので
退学すれば地元に帰れるかなと言う理由だったらしい。
結構イケ面ではあるが、性格や女性との付き合いは最悪。
しかし智代や風子などからは心の奥底から嫌われない、何か魅力的なものもある。
大勢と喧嘩するなら、主人公に背中を任せるほど友情には厚い。
最後では、どんなことがあっても親友として今も、これからも馬鹿をやって笑っていく、
それが後味のよいストーリーだった。



・春原芽衣
陽平の妹。中学生。今の兄とは別にしっかりしていて面倒見がいい。
非常に兄思いで、兄のために色々翻弄しようとする。
東北の田舎に住んでいるので都会のものを珍しがったりする。

兄を思う余り、主人公と色々積極的に行動する。
その過程で主人公と恋人を演じることになった。
その行程は純粋に微笑ましいもので、もっと延長しても良かったんじゃないかと思う。
途中、芽衣がいじめられるシーンを黙って見てるのは痛々しく許せない気持ちだった。
それを助けに来た兄、今まで助けに来なかった兄と、男の1対1で殴りあうシーン。
あれは女性向けに作られたのだろうか。いじめのシーンはこのために作られたような気がする。
それから、こんな事になってしまって謝る芽衣と春原が抱き合うシーンは兄妹愛として美しかった。
主人公と芽衣との関係は、本当に恋人になっても良かったんじゃないかと思う。
他キャラをやっていない状態、彼女にしばらくハマってた。w



・宮沢有紀寧
忘れられた資料室に居続ける後輩の少女。
全てを和みに包み込む雰囲気を持っている。
礼儀正しく、主人公を先輩と呼ぶ。

ってキャラ紹介に書いてあったけどゲーム内じゃ先輩って呼ばなかったような。
柔らかい雰囲気を求め、主人公はほぼ毎日彼女の居る場所へ行くようになる。
素直な彼女は、疲れを主人公にだけ見せ甘えてくる。
主人公からしてみれば兄貴分だが、悪くない感じだった。
恋ばかりがストーリーじゃない。そんな感じだった。
私的にはキャラ的に好きだ。
一応サブキャラ。もし声が出るとしたら川上とも子さんとか合いそう。w



・柊勝平
旅をしてきてこの町に辿り付いた、漢を目指す可愛い少年。
主人公より年上。この町でアルバイトできるところを探し続けている。

学園とはほとんど関係なく、あるきっかけで知り合うことに。
顔が可愛く、プレイヤーが男向けとも女向けとも言える。
18禁じゃなくなって男のストーリーもあるから女の人も楽しめるようになったと思う。
最初は選択肢間違っちゃってバッドエンドに突入しちゃったんだけど(ぉ
自分を必要としてくれる者のために生きること、命の大切さ、
諦めていた命、生きさせてくれてありがとう―――
それを伝えられたような、そんな気がした。



・相楽美佐枝
春原が今住んでいる学生寮の管理人。
元気な姉さんで、面倒見がよく学生たちの憧れ・相談相手。

ゲーム内では唯一現実的なキャラっぽい。
秘密を秘めて、出逢った場所で待ち続けている、女心を感じた。
ため息ばかりつくが結局その内容を許してくれる、そんなとこが良かった。
ストーリー的には過去がメインのようで、非現実的設定がある。
ある少年が彼女のために願いを叶えれる光を持ってやって来たのだが、
事態は暗転し、逆に疫病神のようになってしまう。
落ち込んでいる時彼女の願いを聞いて、彼は猫になって彼女の側に居続ける。
待っている相手が姿を変えてこんな近くにいてそれに気付かずに・・・切ない話だった。



・藤林椋
主人公と同じクラスで髪はショートカットの委員長。
引っ込み思案で大人しく、はっきりしない。恥ずかしがりや。
しかし意思は固く積極的に行動を起こそうとする。
趣味がトランプ占いだが、当たらない。

最初は好きでも何でもなかった存在だったが、1年前仲良くしていた
椋の双子の姉・杏の妹を思う気持ちの末、椋と付き合うように画策されていくけど、
好きでもないのを無理やり付き合うようにして断りにくくしていったのが自分の中ではNG。
確かに誰だって誠意もって付き合えば悪くない気持ちにはなるけど
自分の気持ちに嘘ついてまでそれを貫き通しちゃいけないね。
その代償が本当に好きな人との関係を遠ざけちゃったことにあるから。
でもストーリー的には恋愛っぽくなって行って、
まぁ本人良ければ結果オーライなのかな、と思った。



・藤林杏
椋の双子の姉。妹思い。髪が長い。
隣のクラスで委員長をしている。一年前主人公と同じクラスだった。
口が悪く正直で、ちょっと不良っぽい一面もある。

一言で言えば、ドロドロ。
自分の欲求と他人の欲求を同時に満たせず、結果他人の要求を
後押ししたため取り返しの付かない収拾となるところが痛々しかった。
主人公の事が好きなのに妹も主人公の事が好きで、自らの思いを妹に託した。
それを主人公に気付かれたときにはもう主人公と妹が付き合っていることが
周りに知れた状態で、切なかった。
喧嘩こそないが、恋愛の三角関係が上手く描かれたストーリーだった。
でも最終的には三人が納得した方向に向かったので良かった。



・伊吹風子
小さくて口が悪くて人に懐かない、小動物のような人物。
彫刻を作り続ける1年生。
そしてそれをたくさんに人にプレゼントしようと校内を駆け回る。

私が一番好きなストーリー。Kanonで言うならあゆと真琴のような感じ。
風子と風子の姉・公子の思いを同時に叶える事ができる時に、
公子には風子が見えていない。そして、他の人も風子が見えなくなっていき
プレゼントをあげた人も貰った事実を忘れていくという、哀しい出来事。
ひたむきに頑張ってきた事を応援してきたのに、それが全て
水の泡となるのが哀しかった。それでもめげずにひたむきに頑張る姿が切ない。
それまで一緒にいた春原がその存在を忘れ、一瞬思い出した時が泣けた。
何て言うか・・・ ありがとうな って。そんな気持ち。
幸村だけが風子のことを覚えていて、主人公に思い出させたときも泣けた。
かなりいい味だしたよ!幸村!
それから公子さんと裕くん(笑)の結婚式を、プレゼントをあげた人たちが
一斉に祝ってくれるシーンは、良かった。
それまでの風子の頑張りと思いを、大切にする気持ちに共感し、
そしてそれを忘れていく・忘れたくない想いに哀しみ、涙した。
有り得ないことを如何に有り得るかのように見せる話は、あゆと同じ感じで感動した。
あーっ!って言うかもう何が何だかわかんねぇ!とにかく泣けた!



・坂上智代
この春編入してきた後輩。
男が束になっても敵わないほど喧嘩が強く、過去に伝説となっていた。
やろうとするものは必ずやり遂げる意思がある。
しかし女の子らしいのが目標らしく、結構傷つきやすい。

主人公とはよく相性が合う存在で、横で春原がコンボ決められてるのには
マジ笑った。(爆笑) 右上に8HITとか出てスライドしてるし・・・ww
そうしてお互い日常で笑っていられる間柄だったが、目標のある
智代と目標のない主人公が一緒に居られるのは時間の問題だった。
智代がみんなに頼られる存在になるなら自分はその側に居るのは足を引っ張ってしまう
と思った主人公は絶交を言い渡してしまう。智代もそれに頷く。
でも智代の時間はみんなのためにある訳じゃないんだから、
やりたい事やりながらやるべき事やるって感じでも良かったと思うけどなぁ・・・。
だけど目標を成し遂げた時、彼らは再び一つの剣と鞘に。元鞘へと戻ったのだ。
こういう展開にするには別れが必要だったのかもね・・・。
智代も普段は強気に振舞っているが、主人公が居ない時に落ち込んでたり、
意外な事を言われた時に傷ついたり、強さの中に弱さがある感じで、
そんな弱さをカバーしてやりたいと思えるような、そんなストーリーだった。
智代の過去・荒れてた時の話をもうちょっと具体的にして欲しかったかな。



・一ノ瀬 ことみ
学年トップの秀才。
あまり人付き合いをした事がないため、会話はちょっと浮いている。
趣味は読書。いつも図書館にいる。

最初はキャラ自体がおかしかったので好きではなかったのだが
実際人と接せず勉強ばかりしているとこうなる可能性もあるのかも。
渚・杏・椋のバックアップと一緒に行動する場面がいい感じ。
春原が全く出てこなくなる辺りがちょっと残念だったが杏がカバーしているし。
実際過去に主人公とことみが会っていたという設定には驚いた。
まぁ覚えていないことも不思議じゃないがあまりにそんな雰囲気がなく唐突だったので。
なんか最後の方、ことみが名雪さんみたいに感じた。w
だからじゃないけど最終的にはことみがキャラ的に好きになった。
親の子を思う気持ち、それが全ての国の言葉で書かれていて、
その想いにありがたみを感じ涙した。



 after story



・芳野祐介
青年。かつてはプロのミュージシャンだった。
今は電気工をやっている。
昔の癖でロックな思いを語ることがある。

ここで祐介の過去が語られる。
歌いたいから歌ったこと。他人の支えになったこと。
そのせいで自分は他人のために歌ってるのかと思い始めたこと。
それからは歌えなくなってしまい、精神ボロボロになったこと。
その時、支えてくれる人が居たこと。
支えてくれる人がいるのは大事だね。
主人公の先輩として色々不器用ながらも手助けしてくれる。
恥ずかしいようなセリフも、彼だからこそ素直に感じることができる、
そんなところが良かった。女性向けキャラ?w



・伊吹公子
風子の姉。渚が一年だった時担任をしていた、美術の先生。
今は講師を止めている。
どんな人に対しても優しく接することができる。

人並み以上に優しいことを除けば変哲のない普通の人。
裕くんと風子とのストーリーがもっとあってもいいと思う。
特に濃い設定はないが出番は度々来る。
公子さん好きだったからもっと何かストーリーあって欲しかった。w



・岡崎直幸
主人公の父。とても優しそうな顔。
主人公が高校生になる前に進路の事で息子と大喧嘩して以来
飲酒と惰眠の生活を過ごしている。

何ていうか、主人公の気持ちがすっごいわかります。
これは経験したことある人にしかわかりません。
わかってもらおうとかそう言う問題じゃなくて、どうしようもない怒りしかない葛藤です。
でも、彼の生い立ちを知った時と主人公のその時の立場を照らし合わせたとき、
思わず涙が出ました。
目に見えている今の姿が全てではないと、そう思えるシナリオだった。



・古河秋生
渚の父。家でパン屋を営んでいる。
口が悪く子供っぽい青年だが、そんな性格が近所の主婦たちから好かれている。

もうサイコー!!まさに漢!!w 目指すべきはコイツでしょう!!
邪悪な考えがすごく可愛いw
外から見たらただの不良青年だが、誰も持っていないような
本当の優しさを持っている。さすが人の父。
やりたい事をやるだけで他人を幸せにできる、大切にされる、
そんな存在になりたいものです。



・古河早苗
渚の母。家で学習塾をやっている。
女学生のように若く、泣き虫である。考えは物凄く純粋。

秋子さん並にヤベーです。言ってから気付いたけど、ジャムとパンで最凶じゃん!
無垢で屈託ない笑顔は全てを包み込んでくれる、そんな存在。
子供っぽいけどわがまま一つ言わず、大切な人のために尽くす、
そんな光景に、思わずわがままさせて、泣きたい時に泣いてもいいよと
そう言いたくなる様な人でした。




・シナリオ 主人公が不良だと言う点が私にとって特別だった。 男キャラがお笑いを作ってくれているのがいい。 主人公の恋愛をしたいという気持ちや、 その人のために積極的に働きかけようとするところがよかった。 そのために色々な出来事があり、 共に苦難を乗り越えようとする、その姿勢が描かれている。
・CG 特に文句はない。ただ話の量の割には絵の枚数が少ないような気がする。 まぁストーリー重視で作られてるからいいか。 (って決め付けてるけどホントはどうかだわかるはずないが)
・音楽 前2作が大作だったので今回もいいものばかりだと影響を感じる。 実際良いものは多く、特に泣けるところで力を入れている。 曲数が多い。お気に入りは、『は〜りぃすたーふぃっしゅ』 『Etude pour les petites supercordes』『小さなてのひら』
・システム ボイスはない。 ホイールで読み返し機能が付いている。 キーボードで次のメッセージを見る事もできる。 セーブ箇所は100個もあるがそれでも足りないくらい。 一つ前の選択肢に戻れる機能もついている。 フォントや表示速度も調節でき、主人公の名前も変えれる。 メッセージ飛ばしもスピードが速い。 全体的に動作が軽く、CPUを全然食わないのがとてもいい点。 CGフルコンプ・ストーリー完全クリアすると、プレイ中右クリック表示の右上に KEYサイトに感想を書けるようになるリンクが追加される。 音楽を聴くのに、前回はCDを入れていたが今回はDVDなので NWAファイルで再生されるようになっている。(PCMフォーマット)
・総評 なんかゲームレビュー下手だなー! 感じるものはたくさんあったが上手く表現できない。 Kanonの時よりレビューしにくい感じ。 Kanonのキャラは行動や思い、癖や趣味などの設定がしっかりしていた。 今回は特に目立つ癖らしいものがない。 あえて言うならほとんどみんな天然ってところか。 今回はストーリー重視のようで、キャラ萌えより共感の泣きを重きとしている。 とにかく一言凄いとしか言い様がない。 クラナドとはゲール語の活用で、アイルランドやヨーロッパ周辺の国の言葉で ゲーム名の意味をよく質問してる人はいるけど、 何故Kanonの時は少なかったんだろうとか思ったり。 そう言えば、主人公に顔が付いてるのがいい。 Kanonじゃ名雪さんが後ろから抱き付いてものっぺらぼうだったし。 って言うかKEYはゲームで声をつけないんだよね・・・なんでだΣ(ゲームだからかw ゲームだからって言っちゃおしまいですけど。w あればもっと感情移入できたと思うんですが。 渚に声つけるとしたら栞と同じ佐藤朱さんにお任せしたい。 秋生は最遊紀の悟浄の平田広明さんが匂う! それにしても、今回もアニメにしにくいストーリー構成。 Airのように前半後半分れているが、アニメにするなら果たしてどうなるのか。 難易度が難しく、攻略サイトの人はクリアの仕方をどうやってしったのか。攻略本か。 CGはないが、ゾリオンや草野球、ゲームブック、おまじないなどのルートもある。 智代に絡みに行く春原について行かずに断り続け、 春原の部屋をサイバーにするのを断ると得られないCG、ジェット斉藤が見られる。 わがままを言えば、幻想世界のことをもうちょっと詳しく解明して欲しかったなー。 タイトル画面の女の子も結局訳わかんないし。 テキストが間違ってたりデバッグも不完全。 ワープロみたいにおかしな日本語をチェックしながら作れば大丈夫だろうなー。 テキストの量から言って見落としは仕方ないとしか言えないのだろうか。 ストーリーなんか有り得ねーって話でしたが。w まぁゲームだからと言ってしまえばお終いですが。w エッチシーンなかったのは残念だがない方が作品の価値は上がるだろう。 オタクかなぁ。でもそう呼ばれるのはヤダ。 こういうの気にしない方がいいのかなぁ。開き直る?ww とにかく全てのストーリーに泣けた。 喜怒哀楽、喜び、葛藤、涙、笑いに溢れ、 哀しみ(風子)、嬉しさ(智代)、切なさ(杏)、良かったと思えること(春原)、 共感(美佐枝)、感動(ことみ)、感謝(勝平)、大切に思う気持ち(有紀寧) 熱い想い(渚)、 色んな想いがありすぎてもう訳わかんねーです。 人の全ての感情と夢がここにある。 そして、人としての素晴らしさを見事に描写し、 これはもはやゲームと呼べない代物だ。 点数をつけるなら、私は100点をつける。 男性キャラも多く女性向けにも作られてるからいい。 語りきれないので、年齢性別問わず全ての人に勧めたい、 問答無用でプレイしてもらいたい作品である。 戻る