Air
2004年夏にやったKey第2作目の感動ゲーム〜。
季節を合わせるため、夏になるまでやるの我慢しました。
普通だったら、クラナドのはずなのに何で今更Airやねんっ!
今回はキャストを書いておきます。
・紹介
国崎往人は、空に居る少女を探し続けている。
それは、何年も何十年も前から、祖先の代から続けられている旅。
手を触れずとも歩きだす人形とその能力を持ち、母に聞かされた言葉を信じ旅をし続けていくうちに小さな町に辿りつく。「Key」の2作目。
今度の秋に東京と大阪で劇場版も放映する予定。
2〜3年後にも衛星でアニメ化するという噂もある。
今回のテーマは「家族」。
PC(初回限定版、通常版、全年齢対象版 声無)、DC(年齢指定 往人、柳也声無)、PS2(全年齢対象版 往人+柳也フルボイス付)で出ている。
・キャスト(DC、PS2版より)
キャラ名 声優名
国崎往人 緑川光 神尾観鈴 川上とも子 霧島佳乃 岡本麻見 遠野美凪 柚木涼香 みちる 田村ゆかり 神尾晴子 久川綾 霧島聖 冬馬由美 神奈 西村ちなみ 裏葉 井上喜久子 柳也 神奈延年 橘敬介 三木眞一郎 運転手 置鮎龍太郎 往人の母 永島由子 佳乃の母 萩森修子 美凪の母 山本百合子 ポテト 今野宏美 川口茂美 鈴木麗子 白穂 牧島有希 知徳 永井一郎 八尾比丘尼 潘恵子 その他
志野さいか
志野まいか
さいか、まいかの母
美凪の父
- - - - - - - - - - - - - - DREAM編 - - - - - - - - - - - - - -
・神尾観鈴
いつも一人の元気な少女。
父は橘敬介で、神尾晴子が母だがちょっと訳あり。
恐竜が大好きで、困ると「がぉ」と言う口癖がある。Kanonの佐裕理さんと同じ声で、「あははーっ」と「にはは」が似ている。
途中ストーリーの「志野さいか」の声が可愛くてよかった。w
ゲーム進行中では至る所でバッドエンド突入した。(汗
観鈴ストーリーを選んでからの選択肢は、一つでも間違った選択をするとダメ。
間違った選択をしても最後までは変わらないので、途中どこで間違えたかわからなくなる。
CGもほとんど集まらず、Air本ゲームの「前半」のような感じである。
・遠野美凪
天然ボケと言うか、わざとなのか、冗談っぽいのをかましまくるちょっととぼけた感じの少女。
しかしその過去には様々な哀しみを秘めている。
天文部所属で、関係ないが身長169cmと高い。Kanonで言うと舞みたいな感じだろうか。
しかしあり得ないような発言が面白い。
佳乃ストーリーから外れれば自動的に美凪ストーリーに入るが、最後の方ではトゥルーエンドに行くとCGが手に入らず、逆にCGは手に入るがバッドエンドとなる選択肢もある。それまでの選択肢で正しい選択をしないとCGが得られるはずの選択肢でもそのままトゥルーエンドに突入してしまいCGが得られなくなることもあるので注意。
ちるちるが子供時代まいと同じ声なので、まいだと思ってしまう。w
最後の方で、柵を境にみちると美凪が背中合わせになるシーンがとても感動的。
このストーリーは後の「summer」に出てくる神奈のある「かけら」に関係している。
・霧島佳乃
子供のように元気いっぱいの少女。
幼い頃に両親を失くし、姉の霧島聖と小さな診療所で暮らしている。
珍種犬「ポテト」と大の親友であり、心が通えあえる。勢いで飛び出たような適当な言葉の羅列や、思わせぶりな言葉が何とも言えない。
佳乃自身は主人公のことをとても慕っており、かなり友好的。
聖とは冗談を交わしているとメスを持ち出されたりしてかなり受ける。
メスを取り出して、医者なのに「死ねっ!」とか「避けるな!」とか言うシーンは声を出して笑った。なのに音楽は結構シビアなところが噛み合ってるような噛み合ってないような感じで余計良い。
年齢指定シーンは避けられない。と言うか要らねぇ。
だからPS2版とかの方のその部分のシーンは知らないけど、そっちの方が良さそうな感じがする。
神社に保管された「何か」によって佳乃の身に何かが起こる。
往人の能力はこれを救うためにあるらしい・・・?
――――――――――――― summer編 ―――――――――――――
選択肢は無い。ひたすらストーリーを読むもの。
マウスボタンをクリックかちかち押すだけなのは疲れるが、話はよくできているので苦にならない。
画像+音楽つきの小説みたいなもので、正にAV(オーディオビジュアル)。以下、登場キャラクターを紹介。
・神奈御命
翼人の末裔。
社殿にて多くの女官、護衛、家来たちに守られ、外出することさえ禁止されている。
言葉遣いは偉そうだが、その実識っていることは子供以下の皆無に等しい。
そのため好奇心旺盛で、面白いものがあると走っていくような人物である。Air内で何故かこのキャラが一番好き。w
位や言葉には重みがあるが成長しきっていない少女のため考えることはごく素直で純粋。
声がおじゃる丸と同じだと言うのは途中で気付いた・・・なるほど、昔の言葉の役にはぴったり。煤i
最後の、大切な者たちのために自分を犠牲にするというのはありがちだが、それでも感動できるから問題ないだろう。
・裏葉
神奈の女官で、特に神奈の事を思い、母が子を想うように世話をしている。
しかし、たまに言う冗談は本気だったりする。
他の女官たちと違い不思議な感覚を持ち合わせている。
神奈と旅をすることを自身で決めたほどの忠臣(?)であり、強い心の持ち主である。真面目なキャラだが、途中真面目顔で言う冗談はかなり面白い。
本気で何かを握ったりいけない事を教えたり。(ぉ
だが旅の途中では常に神奈や柳也の事を想い、足手まといどころか裏葉が居なければ・・・と言うぐらいの存在だ。
今の女の人たちに、この覇気があるだろうかと言うぐらいである。
・柳也
朝廷の勅命で神奈の護衛を命ぜられた侍。
この時代にしては少々変わり者だが腕は確かである。
神奈を命の限り、敵を殺さずに守り抜いていく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 Air編 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
過去「summer」を見たところで「DREAM」の観鈴ストーリーの後半。
これで観鈴のCGも全て手に入り、話が完結する。
・そら
飛べない翼を持つ人懐っこい烏。本編ではそらが主観でストーリーが続いていく。
選択肢によっては途中、佳乃や美凪にも話しかけられる。
観鈴ストーリーでは見られなかった裏側も見られる。
観鈴ストーリーで特定の選択ルートを通っておいた上で正しい選択肢を通ると、手に入らないCG「裏庭の主」を見ることが出来る。
・国崎往人
祖先の代から伝わる言葉に身を任せ旅を続けている。
手を触れずとも人形を動かす能力で日銭を稼いできた。
クールな面に合わず、たまに面白いことを言う。声が(・∀・)イイ!
外から見てると何を考えてるのかわからない。w
観鈴の父と会っているのだがお互い観鈴と関係ある事を知らずにすれ違っていく。
ちなみに、観鈴ストーリーでステゴザウルスTシャツを着ておくと、それを着た国崎往人が見られる。
観鈴ストーリーのその後は・・・あんまり感想を言うと少々ネタバレになるが、晴子が本当の母になろうとしているところが、感動する。
あれこれやったり、関西弁だけど気持ちは全然感情移入できる。
・全体的な感想
もはやこれはエロゲーではない。Hシーン+回想シーン絶対要らねぇ・・・作品の価値下げてるぞ。
それにしても、声ありと声なしじゃ感動度全然違うと言えるだろう。
最後の晴子の嘆きなどは、もはやレビューとして言い表せないものがある。システムとしては、前作「Kanon」に比べて読み返し機能がつき、キーボード操作も多少可能になった。
ゲームしながら他事でエンターを押していると知らないうちに話が進んでいたりする。w
画像は・・・特に問題ないと思う。
音楽は歌詞つきが3つある。観鈴のテーマ「夏影」やオープニングテーマ「鳥の詩」などは人気がある。このゲームは物語としての要素が強く、特に恋愛っぽいものではないような感じがする。
でもKeyの作品をやりたいと思っているなら、これはやっておくべき!
恋愛アドベンチャーは年齢指定ゲームです。
18歳未満で興味をお持ちの方はPS2などの全年齢対象版をお楽しみ下さい。