かれんだー0表示(即更新なし) 1秒待ち クロスフェード更新 カレンダー23日目表示 クロスフェード通常 CG消去 1秒ウェイト ====================================== 喧嘩 ====================================== 未夢「…」 毎日見ていた、不思議な夢が途切れた。 小さな子だ。 自分が、ある小さな子視点で動いていた。 毎日病院で寝ている。 自分と似たような子と友達になり、遊んでいた。 病院を抜け出し、ある場所で迷い込み、出口を探した。 けどそこには何もなく、引き返していた。 まるで、やってきたことが間違いだったと言わんばかりの内容だった…。 あの夢たちは、わたしに何かを伝えたかったんだろうか。 夢判断なんてしても、わからなかった。 -------------------------------------------------------------- 烈「キョォォォォォォォ!」 烈くんが奇声をあげていた。 烈「なっ。ど、どうしたの烈くん」 烈「毎日これ言わないと気が済まない」 烈「やべぇ、頭おかしくなりそうです」 昨日のことかな…。 烈「やばいとこまで来たかもしれない」 烈「地下100階以上行こうとしてるのかもしれない」 烈「溶岩浴びてぐじゃぐじゃにくたばっちゃうかもしんない」 烈「うひゃーこりゃ楽しい地獄ですね」 烈「やべー」 烈「いやいや本気でまずいまずいッテバテバ手羽先」 未夢「零くん、烈くんどうしたの?」 零「知らん。俺に聞くな…」 他に解説できる人がいないと思うんですが。 烈「やー、また夢を見てね」 烈「私はよく夢を見るほうだけど、ここ最近はなかったために連続は珍しくて」 烈「懐かしい夢に、+αが付いてきたの」 夢…わたしも最近見ていた。少し気になった。 未夢「どんな?」 烈「なんだろ、昨日、あんな話してたからかな」 烈「自分に双子が居て、そして時は中学時代。好きな子がいた」 烈「告白したかった。振られるのが怖かった。友達のままがいい」 烈「でも告白したい。そんな気持ちを空蝉に実行させたの」 未夢「うつせみ?」 零「もう一人の自分、つまり、夢の中の双子だろ…」 烈「そして、振られろと。そうすれば自分にもまだチャンスはある」 烈「だが、自分にそっくりな者が振られたとあったら、それをどう受け止めるべきか?」 烈「それは、自分が振られたのと同じことではなかったのか?」 烈「色んな考えが颯爽し、正常な判断ができなくなってね」 未夢「でも、よく夢の内容覚えていられるね。わたしなんかすぐ忘れちゃうもん」 最近のは、少し覚えてたけど。 彷徨「お前は…いやなんでもない」 未夢「何よ〜」 彷徨「いや、からかおうとしたが、なんか言葉が出てこなかった」 未夢「なんなのよそれ」 なんとなく彷徨のからかいの調子がおかしかったのだった。 ================================================================================================== 烈「ん〜、ゲームプログラマー兼シナリオライター兼プランナー…」 烈「クリエイトマスターになるにはこの3つを極めるしかあるまい!」 烈「いかがでござんしょう」 烈「資格とかないのかな」 烈くんは将来の事を考えているようだ。 最近、ホームルームでよく進路の話が出るからかな。 未夢「烈くんは休日どうすごしてる?」 烈「うん?なぁに突然」 未夢「や、なんとなく、さ」 烈「うん〜、そうだねぇ。土曜は昼まで寝て、着る服選んで、前の服洗濯して、お風呂入って〜」 烈「歯医者行って、マンガ読んで、クリーニング行って、お買い物して、ポテト食べて、ゲームして」 烈「ポテト食べて、猫と遊んで、ゲームするとか〜」 烈「日曜は寝て、ゲームして、ネット見て、洗濯して、クリーニング行って、ご飯食べて、猫と遊んで〜」 烈「洗濯して、皿洗いとお片付けして、ゲームして、終わりとかって感じ」 彷徨「突っ込みどころがたくさんあるんだが、もはやどこから突っ込んでいいのかわからん」 横で聞いていた彷徨が、わたしが思っていることと同じことを露呈した。 烈「えっ。だって、休みの日の行動を聞かれたから素直に答えただけなんだけど…」 未夢「いや〜、なんかこうもっとあっさりした内容を期待していたんだけど」 でも何となく、自由に過ごしてるんだなということがわかった。 烈「あとは、ホームページ更新したり、ゲームのキャラ作ったり、ムービー作ったりかな」 烈「ねぇねぇ、これどうっ?」 ケータイで動画を見せられた。 未夢「どうと言われても…画面小さくない?」 烈「なんだか、返信を強制させたようで恐縮だけど、それでもたくさんの感想をありがとう」 零「たくさんって、1個しかなかったんだが」 烈「2画面のところは、今回の動画編集ツールで初めての試みだったのでやってみました」 未夢「でもこんなこともできるんだね」 わたしは何もしてない。 烈くんは遊びだか勉強だかわからないけど、何かがんばってる気がした。 彷徨「…」 横から彷徨の視線を感じた。 なんだろう。そんな遠目で羨むように見て。 一緒にワイワイすればいいのに。なんだか怖いぞ、彷徨。 未夢「しつもーん」 烈「質問とはお珍しい。お答えしますぞ」 未夢「こういうのってどうやって作ってるの?」 烈「作り方どうすればいいかというよりは、どういうのが作りたいか が一番かな」 烈「最初は他人と全く同じ内容や曲を選んで掴みをOKにするといいんじゃないかな」 烈「全くのパクリのアップはダメだけどね」 未夢「ふ〜ん、そうなんだ」 烈「次に、掴みが取れたら趣旨を選ぶ」 烈くんの熱が入って語りだしちゃった。 烈「曲に合わせた高レベルな編集をしたり、曲でネタに走ったり」 烈「ホントは全部を散り散りに含めるといいんだけど、結構集中的に集められることもあるから」 烈「その時々によって趣向を決めておくと後々面白いよ」 未夢「へぇ〜」 烈「とまぁ私はそんな作り方です」 烈「あとは編集ソフト云々でやる気が左右されたり」 烈「今使ってるソフトは名も無き有名ではないものだけど」 烈「抽出時にたまに音が割れることもある現象以外の機能は満足してる」 烈「でも別ソフトの落ち頻度や使い勝手悪さは個人的にNG」 烈「これは最後の難関かも」 烈「高レベルに見せる編集としては、ソフトのエフェクトやその他の素材を使うの」 烈「曲が盛り上がるところで内容とシンクロを合わせたり」 シンクロを合わせるって、意味被ってるんだけど。 烈「どーん というところで決まったー!と重ねたりすると結構効果的」 烈「あとは、どうやればいい感じに思えるかのセンスというか、感覚じゃないかな」 烈「なんかしゃべらないとまずいと思ってしゃべったことが良くないことだった」 烈「なんて浅はかなことがあったりするけど」 烈「この辺のおっちょこちょいが今回に含まれてたら勘弁ね」 未夢「別にそんなことないよ。なんだか、楽しそうだね、烈くん」 烈「そう?」 何となく雑談のつもりだった。 烈くんには悪いけど、たくさん聞いてもわからなさそうだ。 熱が入るのが彼の良いところであり悪いところでもあった。 ----------------------------------------------------------------------------------- 昼休み。 可菜「さて、お二人に進展はあったかな?」 可菜ちゃんと惠ちゃんと学食を共にした。 未夢「そんなこと言われても…特に何もないよ」 惠「まぁ、何かあってもそんな恥ずかしいことは言えんよなぁ」 未夢「本当に何もないって」 可菜「…本当に?何もないの?」 未夢「うん、そうだよ」 可菜「この前の土日は、どうしてたの?」 未夢「うーん、彷徨の家に泊まって、家の中掃除してあげてたよ」 惠「なぬっ。おおい、さらっと言ってるけど、大事件や」 可菜「えっ、ええ…」 惠「年頃の恋人同士が同じ屋根の下に泊まったら、そらやることは一つでしょうがっ」 未夢「ええー。そんな、普通に生活してただけだよ」 未夢「3年前もそうだったし」 可菜「…そっか。でもそんな風になるのかしら」 惠「いいや、ならん!ならんならん!あってはならぬ!」 未夢「ええーなんでよ。ご飯冷めちゃうよ」 惠「ご飯などどうでもよい!」 未夢「お昼の時間なのに!?」 可菜「それで、一緒に寝たとか?冗談だけど」 笑いながら言う。 未夢「う、うーん、確かに一緒に寝たけど」 可菜「へっ?」 惠「は?」 未夢「だから、一緒に寝たって」 可菜「…」 惠「…」 可菜ちゃんと惠ちゃんは見合わせた。 惠「もはやどういうリアクション取れば良いのかわからんぞ…可菜殿…」 可菜「うむ…惠殿」 未夢「なんで時代劇風なの…あと、二人とも殿じゃないよね」 惠「で、何した」 未夢「も、も〜、言わせないでよ…。だ、抱き合って寝たくらい」 惠「抱き合って!?」 未夢「ちょ!声大きいから!」 可菜「なななんと…しっかり課題をこなしておられたとは…!」 未夢「そんなんじゃないって!ただホント、向き合って寝ただけだから」 惠「いやそれ超大事件ですけれども」 可菜「…ん?いえ、ちょっと待って、ホントに寝ただけ?」 未夢「だからさっきからそう言ってるじゃないっ」 惠「えっ、寝たって、寝ただけ…?」 未夢「だからそーう!何度も言わせないでよ」 可菜「…」 惠「…」 未夢「な、何〜二人とも」 惠「落胆の意味で絶望的やわ」 可菜「そうやね」 未夢「なんで関西弁…」 惠「それってあれか、行きつくとこまで行ってもそれで終了してしまうってことか」 可菜「それは大問題ね」 未夢「な、何よ〜、別にいいじゃない、人のことなんだから」 可菜「そうなんだけど、未夢ちゃんはそれで幸せなの?」 未夢「…?」 可菜「未夢ちゃん、どこか、私たちに気を使ってると思ってた」 可菜「確かに使ってるかもしれないけど、それだけじゃなかった」 可菜「私は、未夢ちゃんが幸せを掴みかけてるなら、幸せになって欲しい」 可菜「でも、未夢ちゃんは、自分で自分を幸せだとは思ってないみたい」 未夢「そ、そんなことないよ、みんながいてくれて充分幸せだよ」 可菜「そういうことじゃないの。なんていうか…」 惠「まぁ余計なお世話だろうけどさ。私はからかう程度だけど、根は可菜と同じ気持ちだぜ」 未夢「…」 幸せなのに、幸せじゃない…か。 わたしの幸せってなんだろう? わたしは、今の環境で充分恵まれてると思ってる。 それに、満足していない…? でも、そうだ。わたしはどこか抜け殻のようだった。 単純に、どうしたらいいか、わからないのだ。 その奥へ行くことも、怖かった。 可菜「まぁ、ホントに迷惑なら何も言わないけど、ね」 未夢「…う、ううん、そんなことないよ。ありがとう。気付かせようとしてくれて」 未夢「でもわたし、まだ…」 惠「まぁ早いかもしれないけど、早い方が幸せだと思うけどね、あたしゃ」 惠「そういう存在がいたら、甘えるだけ甘えそうだな」 可菜「惠ちゃんが甘えまくるのは、ちょっと想像できないわね」 惠「なにお〜」 可菜「私は、惠ちゃんがいるだけで充分よ」 惠「はぁっ?それじゃ、未夢みたいな感じじゃねぇか」 可菜「その先に行ってみる?」 惠「ばっ、ばっかたれっ、冗談も大概にしろよっ」 可菜「まぁ、私たちは冗談で済むけど、西遠寺くんは、どうかしら」 未夢「…」 可菜「年頃の男性ですもの。我慢してない訳ないわ」 惠「ポーカーフェイスの下は下心だらけか…怖っええ〜!」 彷徨『俺たち、恋人なんだから、もっと恋人らしくしてもいいんじゃないか?』 …! 彷徨はその先に、進もうとしているの…? 未夢「…」 可菜「ま、布団で一緒に寝るほどの仲だから、いつかそうなるんじゃないかと言いたいけど」 可菜「そこまで行ってそれで終わりじゃ、なんか不安になるわ」 惠「うちら、完全にただのジャマもんかもだけどな」 未夢「う、ううん、そんなことはないけど…」 可菜「まぁ、未夢ちゃんにどーしてもその気がないのなら、仕方ないわ」 可菜「未夢ちゃん、いつまでも平行線のまま同じ、なんてのはないのよ」 可菜「卒業して離れ離れにだってなるんだから」 未夢「そ、そんなことないよ…」 可菜「友達のまま終わったら、ダメよね?」 惠「…ま、この話は終わりだな」 可菜「…そうね。ところで惠ちゃん、そのおかずちょーだい」 惠「な、欲しいなら自分で取ってこいよ〜」 その話はなかったかのように道を逸れた。 ================================================================================ 今日は西遠寺で夕食を食べていくことになった。 宝晶さんとも交えて、3人での食事は初めて西遠寺を訪れた時以来かもしれない。 宝晶さんは平日はいるようだ。 宝晶「彷徨よ、話がある。ワシはまたしばらく旅に出るが、家の事は任せたぞ」 彷徨「はぁ?また唐突だな親父。相変わらず過ぎるぞ」 宝晶「このご飯食べたら、今夜の便でインドに旅立つ予定じゃ」 彷徨「マジで説明なしの突然すぎるだろ…」 宝晶「なぁに、彷徨なら、その後の事も大丈夫じゃろう」 宝晶「未夢さんや、彷徨のサポートをしてやって下され」 未夢「は、はい…」 宝晶「じゃっ!」 どひゅーん! …。 彷徨ーっ、金は金庫に入っとるからのぉー! 外から響くような大声が聞こえて、静かになった。 彷徨「…じゃっ…じゃねー!」 届かないツッコミを入れていた。 彷徨「ったく…」 彷徨「…なぁ未夢」 未夢「ん?どうしたの?そういえば昨日から何となく、機嫌悪くない…?」 彷徨「お前、最近烈たちと仲良いよな」 未夢「え?うーん、まぁ、転校してきてからすぐ仲良くなったかな、席近いし」 彷徨「そういうことじゃねーよ」 未夢「え?」 彷徨「お前、俺が言ったこと忘れたのか?」 未夢「え…?」 彷徨「俺たち、恋人なんじゃなかったのか?」 未夢「え、ええ…そうだと思うけど…そんな恥ずかしい事はっきり言わないでよ」 彷徨「あれから3年経った。何もない」 彷徨「お前は俺の気持ちも知らないで、転校生と仲良くするのか?」 未夢「な、なによ…それは、烈くんが話しかけてくるから、仕方ないでしょ!」 未夢「無視するわけにはいかないんだし…そんな我儘言わないでよ!」 彷徨「この前だって、泊まりに来て、寝るだけ…」 未夢「何よ…わたしたち、じゅーぶん幸せじゃないのっ!?」 未夢「3年経ったって言ったって、わたしたちまだ高校生じゃない」 未夢「そんなのは…まだ早いわよ」 彷徨「…3年になれば、俺たちは…」 未夢「なによ、はっきり言いなさいよ」 彷徨「…もういいよ。ごちそう様」 未夢「…!何よ、その態度!そっちから言ってきたんでしょ!」 彷徨「ああ。だから俺から閉めたんだ。この話はなし」 〆が悪くて納得がいかない。 未夢「…むー!わたし、今日はもう帰るね!」 彷徨「ああ。じゃーな」 未夢「バイバイ!」 がらがらっ、ぴしゃっ。 未夢「なによっ、彷徨のやつ、あの言い方!」 思わず声が出るほど腹立った。 あれ、なんだろう。 仲良くしたかっただけのはずなのに…。 でも、訳わかんない嫉妬で一方的に怒られて、気持ち良い訳がない。 わたしだって…まだ心の準備とか、あるんだから。 ============================================================================================ 未来「あー、毎日並みに作業してるのに休みの日もとか、日曜日一日だけじゃ疲れが取れませーん」 未来「慣れれば気づかない程度に平気は保てるんでしょうけど、そんなの何年も体が保ちませーん」 未夢「ど、どうしたの、ママ」 優「最近忙しくてね、お酒飲んだらこうなっちゃったんだよ」 未来「どやさ〜」 帰ったらママが荒れてた。 未来「その上に、外、他人には疲れた顔を出すなとか。今の現代人にどんだけムリさせるつもりかしら」 未来「これが普通になっちゃってるから、戦争時代に人を殺すのは当たり前だ〜とか」 未来「みたいな感覚と似ちゃってるのかしら。いつか変わるのかな」 未来「デキる人ほどもっと忙しいと思うけど、みんなどうやって時間作ってるのよ…」 未来「私なんかでももうニュース見る暇もなくて、世の中何が起こってるのかわかりませーん」 未来「あ、未夢おかえり〜」 未夢「た、ただいま、ママ。忙しいの?」 未来「ゲームする暇は作ってるんだけどね。てへっ!」 未夢「ええ〜」 未来「休息とストレス解消は別なのよ」 未来「良く見てたあるサイトがあるんだけど、そこ管理人さんがね」 未来「仕事+毎日日記書いてるのにそこに別途ボランティア的お仕事が舞い込んできたって書いてたけど」 未来「やってる暇あるんかいと」 未来「帰ったら飯食って風呂入って寝るだけやんー」 相当酔ってるのか、語尾が関西弁だった。 未来「最悪、飯も風呂も済ます余裕も無く、朝も飯抜きで睡眠取るぐらいかしら」 未来「そんなに仕事急いだって、人間死ぬまで時間いくらでもあるんだから」 未来「ゆっくりやりゃいいじゃん!とか一瞬でも思っちゃうのは私だけじゃないはず〜」 未来「遅れればその分飯が食えない人がいることを考えればそうも言ってられないけど」 未来「それに、GW、お盆、年末年始だってデパートとか働いてる人いるもんねー」 未来「一流の人たちは人間が違うわね」 ママも一流のはずだけどね…。 未来「今日は昼飯抜きで寝てたけど、『疲れが取れない』ってのを実感したわ」 未来「人間いくらでもいるんだから代わりを使えばいいのに」 未来「その人しかできないってのはその特定の人に魅力はあるけど同時にさ」 未来「それを失うとどうにもならないという問題を抱えてしまう」 未来「逆に『お前居なくてもあいつがいりゃいい』とか言われた日にはもう」 未来「『暇をいただきました』とか言えちゃう日にはもう」 未来「この言葉が普通言葉として使われるようになってほしいものね」 未来「どっちにしても複雑ね〜」 未来「反対のものを羨ましがるような心境と似てるわ」 優「向こうからきたメールで色々書かれててね」 未夢「向こう?もしかしてアメリカ?」 未来「そう!ひどいのよ。聞いてよ未夢」 未夢「はいはい、聞いてますってば」 未来「こうなると、色々と小さいやりたいことがどうでもよくなってきて」 未来「消化せずじまいで終わってしまいそう」 未来「くよくよしてたことが馬鹿みたいだ みたいな、そんな感じで」 未来「自然消滅?そんなのは糞食らえ!よ」 未来「もうどうでもいいけどね、未夢」 未夢「は、はい」 未来「こんな休みの間にお仕事の依頼連発するなんて、夜中にいたずら電話かけるくらい非常識よねぇっ!」 未夢「は、はぁ…」 未来「我らは客になったとしても神でもなんでもない!」 未来「無限の体力があるわけでもないただの人間ぞー!」 未来「なんでもはいはいと、言うこと願い事を聞いたり叶えたりできるわけじゃないのよ!」 未来「向こうも向こうだよ、神でもない人間の分際で調子に乗るなってーの!」 未来「年末年始とか、人間死ぬまで時間あるんだから少しぐらい待っとけやと」 怖い。 未来「もうこの際、自分よりがんばってるやつが居るとかはどうでもいいというか、全く関係がない」 未来「もしこれが今の常識とか世の中だとしたら、疑問を持たない奴の頭はどうにかしてると思うわ〜」 優「あ、あっはは…」 未来「戦争時代は人を殺して当たり前。でも今はそうじゃない」 未来「もちろん、昔だって戦争という名分なく民家の人を殺してたら処刑になってた人も居るだろうし」 未来「今は今で酷い事件が続いてるけど」 未来「当たり前だったことが今では当たり前ではなくなったし」 未来「未夢も、今自分の中で当たり前だと思っていることに対してさ」 未夢「は、はい」 未来「今一度疑問符を浮かべてみると世界が広がりんぐですよ!」 未来「外国じゃデパートとか店関係以外年末年始に仕事とかしてない」 未来「中国とかはただのサボりだと思うけど」 ひどっ。差別だ。 未来「少数派はきもくて多数派はカッコイイみたいな?」 未来「そういう先入観的当たり前思考を改めて考え直すと面白いわよー」 中国の件はどうなる。 未来「とりあえずやっとけ とかいうのがあるけど」 未来「こっちガキじゃないんだからちゃんと説明しろよと」 未来「説明もできない奴が命令するなと」 未夢「うっわ〜。溜まってるねぇ〜…」 優「ま、まぁね…色々書かれてたからなぁ」 未来「まぁ成果上がってないからその間飯が食えなくても文句言えないわけだけど〜」 未来「これは酷くねぇ?」 同調を求められても。ママ口調変わってるし! 未来「会合に関しても会長は説明不足すぎ」 未来「もういいですー」 ばたっ。 未来「ぐーぐー…」 優「一通り言い終わったみたいだね」 ママはすっきりしたように寝ていた。 ============================================================================================ 寒い。 ついこの前まで暑いとか言ってた気がするけどもうすっかり冬も深けた。 2月。冬の最も寒い時期。 もう冬も終わって、春前。今年度の終わりが近づく。 今年度何やってたかな…。 一年あれば何がどれだけできたろうか。 だらだら過ごしてた気がする。 はぁ〜。のんべんだらりとインターネットのニュース記事を読む。 最近は何が流行ってるのかな… 掲示板とかインターネット回って名前をちらちら見る程度だ。 調べるほど興味は出てきてない。 その内また何かでお目にかかったり、読んだりすることがあるかもしれない。 わたしは有名が古くなってからゆっくり見るタイプだ。 最前線で楽しみを探して、特に必要ない趣味までしようという試みの人も、わたしは大いに理解できるし賛成だ。 けどわたしはわたしの楽しみ方があるのでそれは遠慮だ。 スマホをスライドする。また別のニュースを見た。 なんか最近、ネットニュースの文章が変わってきているような気がする。 ニュースは個人の感情なんか必要とせず、事実を間違いなく報道してくれればいいのに筆者の感情が見え隠れ。 またインフォメーションサイトのニュースでは低俗なのばかり。 誰々が熱愛とか妊娠とか不倫とか…基本的に人についての陥れネタもの。 そっとしておいてあげればいいのに。 …それは昼の話か。 …あ〜、もう眠い。 どうでもいいけど昼11時〜1時あたりが一番眠い。絶えるのがホント地獄。 最近は何にもせずに一日が終わってる気がする。はぁ〜。 しかし心は安らいでいない。 心の中身は紫色の雲。その周りは灰色の埃が漂っているような、そんなイメージを感じてる。 この闇はいつ、何時晴れる…。 わたしの本当の笑顔は何処にあるんだろう。 未夢「彷徨…」 今日は、なんかよくわからないことで喧嘩しちゃったな。 明日謝ろうかな。 でもわたし、何にも悪くないと思うけど。 烈くんを無視してれば良かったってなる。そんなの可哀想過ぎ。 それがダメな事なんだろうか? よくわからなかった。